ローマン体の成り立ち/スペーシング続き

今日の講義は、前半はローマン体のなりたちについて。トラヤヌス碑文からジェンソンによるローマン体の確立まで、超特急で講義していただきました。当時の資料が現物で見られたのがとても良かった。

気になったことメモ。

用紙サイズも文字サイズも非常に小さい(文庫本くらい)原本があって、その理由として当時は紙が貴重だったので節約したのではということだったけど、本文まわりのマージンは充分に取られていた。

なぜマージンを小さくして文字サイズを大きくしないのか?と聞いたところ、本は保存の過程で何度も断裁したりするのでその際に本文が切れてしまわないようにちゃんとマージンを取っている、というようなことを聞いた。

でもそれだけだと、天/地/のど/小口のマージンの広さがそれぞれ異なることが説明がつかない。やはりそこはマージン設定による読みやすさという考え方、ひいては本を開いたときの美しさを重視する意識が働いていたのだと思う。非常に興味深い…。


そして後半は、先週の続きでminamimonのスペーシング。各自持参したものを講評してもらい、そこからまたひたすら修正作業。aまわりのコツがようやく分かりかけてきた…というか今までダメ過ぎた…。毎日ひたすらコツコツ続けるしかない。

講師の方は、某事務所でスペーシングを叩き込まれていたそうで、昼休み毎日会社でminamimonやってたんだそうです。トンデモナイと思ったけど、それをやってこそのあの事務所のクオリティなんだなぁと納得。ひたすらやって感覚を身につけるしかない。


講義内容とは離れるけど為になった話があったのでメモしときます。

タイポグラフィと一言に言っても範囲は広すぎるので、あれこれ欲張ろうと思っても半年はあっという間に過ぎてしまう。 もちろん基本的な知識を身につけていくことは前提だけど、それ以外に「自分はコレ」というテーマを見つけて深堀っていくと、そのテーマに造詣が深くなることはもちろん、その周辺的な知識も自然と身につく。

ということで研究テーマを決めましょう!ということなのだが、これがなかなか迷ってしまう。知りたいことは山ほどあるし。
 その手がかりとして、気になっている書体、人、その他諸々を羅列してみることにする。

書体
・Frutiger
・Univers
・Akzidenz Grotesk
・Gill Sans

人
・ヤンチヒョルト
・シュミット
・ブロックマン

その他
・グリッドシステム
・スイスタイポグラフィ
・和文組版
・書籍におけるマージン設定←NEW!!

他にも色々ありそうだがキリがないのでいったんここまで。
4〜5月は色々まんべんなく調べたり本を読んだりして、6月アタマくらいには何かしら自分でテーマを決めたいなと思います。

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